寒い季節や季節の変わり目の急な肌荒れ・乾燥・肌の敏感化などは、寒暖差アレルギーが原因かも知れません。
今回は、現在私もなっていて対策中の「寒暖差アレルギー」についてお伝えしていきます。
- 寒暖差アレルギーとは何か
- 寒暖差アレルギーによる肌の変化
- 対策方法
寒暖差アレルギーとは?
寒暖差アレルギーとは、気温差などが原因となって生じる鼻炎のことです。
一般的には7℃以上の気温差がある場合に起こるものだと言われています。
- 鼻水(透明)
- 鼻づまり
- くしゃみ
- 食欲不振
- 不眠
- イライラ
- 疲れやすい
- 身体が重くだるく感じる
などのように、花粉症や風邪などと似た症状が出るのが特徴です。

この鼻水が厄介で、私はもう1ヶ月以上も続いています。
気温の差が刺激となって鼻の粘膜の血管が広がり、内側が腫れてしまうことによってこれらの症状を引き起こしていると考えられています。
寒暖差アレルギーは湿度も関係していて、空気の乾燥によってより悪化しやすいとも報告されています。

温かい場所から寒いところへ移動したり、ラーメンなどを食べた時に鼻水が出るのも、寒暖差によって刺激されるからなんですね!
さらに、病院を受診してアレルギー検査を行っても明確なアレルゲンが発見されないのも特徴です。
寒暖差アレルギーによる鼻炎は「アレルギー性鼻炎」とは違うので、投薬での治療が一般的でありアレルゲンの除去などはないため、治療方法も違います。
また、寒暖差アレルギーは自律神経とも関係があると言われています。
自律神経は寒い時には血管を収縮させることで体温を保ち、暑いときに血管を拡張させることによって体温を逃がすなどの役割を果たしていますが、円滑に対応できるのは気温差が7℃までの場合とされています。
寒暖差アレルギーで肌はどう変化する?!
よく季節の変わり目は、肌荒れが起きやすいと言いますが、その原因も実は寒暖差によるものが多いんです。
とくに10月~11月にかけてはもっとも気温差が激しい季節なので「肌荒れを起こしやすい」と悩んでる方は多いと思います。
- 肌の乾燥
- 洗顔後のツッパリ感
- 化粧ノリの悪さ
- 肌の敏感化
これらの肌の変化は、寒暖差によって肌のバリア機能が低下してしまうことが原因で起こります。
寒暖差を肌が察知することで、バリア機能の形成と潤いを生み出すために必要な酵素「カスパーゼ14」が減少して、自らうるおう力が低くなってしまうんです。
そして、いくらうるおいを与えても肌荒れや乾燥が続き、さらには普段使っているスキンケア化粧品までもが刺激に感じるような「敏感肌」へとなってしまいます。

特に今年は寒暖差に加えてマスクの影響で、肌荒れが起こりやすい状態になっているので要注意です!
新型コロナウイルスによって、生活に欠かせないアイテムとなったマスク。
マスクの内側では常に温度・湿度差が発生しています。
もちろん、このマスク内の温度・湿度の差も寒暖差と同じように、バリア機能の低下やうるおい機能が乱れる原因に。
さらにマスクの着脱による摩擦も肌への刺激となり、乾燥や肌荒れに繋がります。
つまり、普段の寒暖差に加え、マスクによる寒暖差で肌がより荒れやすくなっているので注意が必要になってくるのです!
寒暖差対策のスキンケア方法は?
寒暖差対策のスキンケアには、寒暖差に対応したスキンケア化粧品を使うのがベスト。
寒暖差対策用のスキンケア化粧品なら、寒暖差による肌の乾燥や敏感化、肌荒れなどから肌を守りうるおいバランスを整えてくれることに期待ができます。
マスクによるマスク内外の温度差対策にも◎。
ただし、マスクの着脱による摩擦にはクリームなどで摩擦軽減を。

既に敏感肌になってしまった…という人は敏感肌用のスキンケア化粧品に切り替えて!
また、肌にやさしい洗顔を心がけることで、余計な刺激を減らしつつ、肌を清潔に保つことができます。
極力肌への刺激を控え、しっかりとこまめに保湿をすることで、今以上に肌が荒れるのを防いで肌の健康状態を徐々に元に戻していきましょう。

ちなみに私は普段使っているスキンケア化粧品が肌への刺激となり、使えなくなってしまいました。
そんな私でも使えたアイテムをこちらで紹介しているので参考にしてみてください♪

例年よりも寒暖差アレルギーになりやすい今年は要注意!
新型コロナウイルスの影響でマスクが手放せない今年は、例年よりも寒暖差アレルギーになりやすい状態なのでぜひ気を付けて毎日のケアと対策を行っていってほしいと思います。

私自身、油断していつも通りで過ごしていると寒暖差アレルギーになってしまったので。
しかも一度なると気温が落ち着くまで長引くので結構辛いです。笑
今はとにかくいつもよりも重点的に保湿、摩擦軽減をして何とか乗り切っています。
みなさんも、寒暖差アレルギーには気を付けてくださいね!
ではまた次回。
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